知財と教訓

知財の教訓企業で知財業務34年の経験者が伝えたい知財戦略(知略)のヒント

  • 2014年1月27日

    知財改革への取り組み (その2):第11号

    ━━ 『特許を斬る!』知財経験34年 ・・・ 愚禿の手記 第11号 ━━   特許屋から見れば、特許には「創造型特許」と「解決型特許」の二種類がある。   解決型特許とは、文字通り、課題を克服するために考え出された特許を指す。   例えば、商品の開発や製造の過程で、技術者が何らかの課題に直面し、これを解決するために考えたアイデアを特許化したもの。 &nb……
  • 2014年1月20日

    知財改革への取り組み (その1):第10号

    ━━ 『特許を斬る!』知財経験34年 ・・・ 愚禿の手記 第10号 ━━   『就活塾』といえば、履歴書の書き方や面接の受け方など、会社に入るための知識やマナー等を教えるところが多いようだ。   会社に入るのは勿論大事だが、それより大事なのは、入った後   ・どのように生きていくか! ・どのように自分を伸ばしていくか!   を、教えることで……
  • 2014年1月13日

    特許事務所の変革  (その2):第9号

    ━━ 『特許を斬る!』知財経験34年 ・・・ 愚禿の手記 第9号 ━━   これまでも述べてきたように、今、日本では年間30数万件の特許出願がなされている。   しかし、その大半は、特に使い途がなく特許の維持費だけを国に納めているだけの、云ってみれば、ただのお飾り特許ばかり。   特許は使うことで価値が出るはずなのに、休眠特許や埋没特許となって憂き目を見な……
  • 2014年1月6日

    特許事務所の変革  (その1):第8号

    ━━ 『特許を斬る!』知財経験34年 ・・・ 愚禿の手記 第8号 ━━   『特許事務所の本分とは、何か!』   ・特許の明細書を書いて、特許庁に出すこと・・・? ・出した特許を登録させること・・・?   果たして、それで良いのだろうか!   確かに、昔のように、各企業が件数重視の特許戦略を取っていたならば、事務所は、依頼されたものを「出し……
知財法務コンサルタント
堤 卓一郎

埼玉大学理工学部電気工学科卒
日本電気株式会社に入社。以来34年間知的財産及び企業法務に従事し、 特許技術部長、知財法務事業部長、監査役を歴任。在籍中は、多くの国内及び海外企業との知財関連訴訟やライセンス契約の責任者として事件解決や紛争処理に努め、一方で「取得」主体の知財活動から「活用」に主眼を置いた知財戦略や知財活動、教育の改革に取り組む。また、企業法務の責任者として、コンプライアンスやコーポレートガバナンスの管理・運用に従事。半導体事業及びパソコン等のパーソナル事業に精通。

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