知財と教訓

知財の教訓企業で知財業務34年の経験者が伝えたい知財戦略(知略)のヒント

  • 2022年4月15日

    ソニーは怪物・・・!? - VAIOの凄さ -:第99号

    ━━ 『特許を斬る!』知財経験34年 ・・・ 愚禿の手記 第99号 ━━   ソニーとは、私がNEC入社以来、リタイアするまで、良きライバルであり、そして良きパートナーでもありました。   中でも、パソコン事業を担当していた頃は、LAVIEとVAIOで熾烈なシェア争いをする一方で、著作権保護のためのウォーターマーク(電子透かし)技術の世界標準化ではパート……
  • 2022年4月1日

    訴訟の標的にされる韓国企業 - ひと昔前の日本企業との違いは? -:第98号

    ━━ 『特許を斬る!』知財経験34年 ・・・ 愚禿の手記 第98号 ━━   韓国の日刊新聞(中央日報)の報道によれば、2017年以降、韓国の企業(20社)が米国で特許訴訟を受けた件数は、707件とのこと。   中でも、サムソン電子が受けた訴訟は413件で、全体の約6割を占めているそうだ。なんと、年間凡そ100件もの訴訟に巻き込まれている計算になります。……
知財法務コンサルタント
堤 卓一郎

埼玉大学理工学部電気工学科卒
日本電気株式会社に入社。以来34年間知的財産及び企業法務に従事し、 特許技術部長、知財法務事業部長、監査役を歴任。在籍中は、多くの国内及び海外企業との知財関連訴訟やライセンス契約の責任者として事件解決や紛争処理に努め、一方で「取得」主体の知財活動から「活用」に主眼を置いた知財戦略や知財活動、教育の改革に取り組む。また、企業法務の責任者として、コンプライアンスやコーポレートガバナンスの管理・運用に従事。半導体事業及びパソコン等のパーソナル事業に精通。

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