知財戦略と知財戦術支援

知財戦略支援『スマート知財コンサルティング®』
知財戦略と知財戦術支援

『スマート知財コンサルティング®』は、私達が特に注力しているサービスです

本サービスでは、「知財戦略/知財戦術支援サービス」、「IPガバナンス支援サービス」、
「知財機能支援サービス」の3つのメニューを用意しております。

〈知財戦略/知財戦術支援サービス〉 ≪Wide service from strategy to tactics≫

1955年の日米貿易摩擦に端を発した日米半導体特許戦争での経験をもとに、2002年わが国は知的財産の重要性を提唱し「知財立国」を国策として定めました。以来、各企業は知的財産活動の強化に取り組んで参りました。

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この知的財産活動において最も重要なことは、どのようにして自分達の事業を守り、成長させていくか(戦略)、そして、それをどうやって実行するのか(戦術)が大きな課題となります。私達は、戦略と戦術の関係を下のように捉えています。

上記の構図から分かるように、誤った経営ビジョンでは会社は傾いてしまい事業は疎か、社員さえ救うことができません。経営層は、正しいビジョンで会社の土台を堅め、社員を支えていかなければなりません。管理職は、会社の戦略部隊として、経営方針に即して事業遂行のための施策を考え、部下に対して確かなリーダシップを執らなければなりません。この施策が絵に描いた餅のようでは実行に移すことはできません。また、論理的に飛躍や矛盾のある施策では、途中で修正することは困難でスタート地点に後戻りすることを余儀なくされてしまいます。戦略は、経営方針に基き実行性のあるものでなければなりません。さらに、その戦略を遂行していく従業員には、顧客や市場の変化に臨機応変に対応していく柔軟性が求められます。経験やスキルがものをいうことも少なくありません。

 

この構図を知財活動に当てはめると、知財戦略の構造は下図のようになります。即ち、知財戦略は、経営戦略や事業戦略(技術戦略や営業戦略)と同じレベルではなく、それらを下支えするための戦略でなければなりません。従って、経営戦略、事業戦略、知財戦略の関係は下のようにツリー構造で表すことができます。

知財戦略の立案で大切なことは、経営戦略や事業戦略とのリンクです。そのためには、知財戦略が独り歩きするのではなく、経営戦略と事業戦略を熟知した上で、これらの戦略を助けるための施策を立てることが重要だと言えます。また、知財戦略には、「攻めの戦略」と「守りの戦略」が車の両輪のようにペアで必要です。

 

さらに、知財戦略を推進していくためにはその戦略に適した知財戦術も大事です。知財戦術は、環境の変化に対して柔軟に対応できるように、製品の企画、開発、製造、販売、保守の各ステージ毎に立てておくことが大事で、その内容も自ずと異なった内容になります。従って、知財戦術の立案には経験とノウハウが必要です。

 

私達は、その経験とノウハウをもとに、全社横断的な知財戦略の策定から部・課(グループ)単位の小規模な知財戦略の策定まで幅広く対応させて頂きます。さらに、新しく開発される製品や技術にフォーカスした個別の知財戦略の立案についてもお手伝い致します。

 

また、戦略の立案だけでなく、その実行・推進過程で必要な知財戦術に関する作戦や実行方法につきましても、企画から販売・保守に至るまで一気通貫でご支援致します。

 

本サービスは、経営に役立つ、事業に役立つサービスです。

 

知財戦略支援サービスの参考事例知財戦術支援サービスの参考事例

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〈IPガバナンス支援サービス〉≪Report assist & IP assessment≫

上述した知財戦略や知財戦術が、如何に素晴らしいものであっても、その実施状況が見えないのでは経営層も判断に困りますし、社内的にも情報の共有ができません。これでは、経営トップもコメントのしようがなく、関係部門に協力を仰ぐことさえ困難です。一方、昨今ではステークホルダーや金融機関等、社外向けの報告書が、知的経営のアピール手段として注目を集めています。特に、最近では、東京証券取引所が統括するコーポレートガバナンスコードに知財情報の開示義務が盛り込まれるなど、経営における知財の重要性が益々高まっています。
 
そこで、知財活動の実施状況を可視化し、かつ、その活動の成果(事業への貢献度)をスコアリングすることで、IPガバナンスの質向上を図る新たなサービスを開始しました。
 
私達は、これまでの経験とノウハウを基に、知財活動や知財情報を可視化して社内や社外に分かり易く開示する『IPアクションレポート作成支援サービス』と、自社の知財が会社の事業にどの様に貢献しているかを可視化し、知財活動の成果を数値化して評価出来るようにした『IPスコアリング®』の2つのサービスを用意致しました。

■IPアクションレポート作成支援サービス

社内向けIPアクションレポートに要求されるのは、単に知財の出願件数や登録件数だけでなく、重要案件の進捗状況や他社状況、知財の活用状況、活動計画の進捗等、動きが分かるものでなければなりません。また、情報共有の観点から、社内で共有すべき事項や関係部門に依頼する事項等も必要です。そして、都度、状況の変化が読み取れる月次報告書や、立案した知財戦略と活動計画を社内でオーソライズするための年次報告書も必要となります。これらの報告書を使って知財情報を社内で共有しておくことが、知財活動と事業活動の乖離を防ぐ有力な手段と言えます。

 

一方、社外向け報告書には、会社が注力している事業の現状や将来性、更には、抱えているリスクとその打開策等が要求されます。当然ながら、会社の知的財産がどの様に活用されているか、そして、それがどの様に事業に貢献しているかも、重要なアピールポイントになります。

 

私達は、お客様と密に連携して、分かりやすく、見やすく、必要な情報が要所要所に散りばめられた未来志向の報告書の作成を支援致します。

 

下記に報告書の一例を掲載しておりますのでご覧ください。

 

社内向け IPアクションレポートのサンプル 社外向け IPアクションレポートのサンプル

■IPスコアリング®

このサービスは、
①出願した知財を個々に評価して、その価値を金銭的数値に換算することで、
各知財の事業への貢献度を分かり易く可視化するIP個別スコアリング®(単体評価)と、
②複数出願した知財の過不足を事業戦略に照らして判定し、より屈強な知財の砦を構築するのに役立つIP戦略スコアリング®(知財群/知財網評価)、
③さらに、知財部門の活動とその成果を社内にアピールすると共に、現活動の課題や修正点をクローズアップして活動の質向上に役立てるIPアクションスコアリング®の3つのサービスを含んでいます。
 
私達は、これらのスコアリングを通して、自社の知財及びその活動の強みと弱みを分析し、より賢い知財の使い方を検討し、今以上に頼られる知財部門へと自らを変えていくための起爆剤としてご活用頂ければと考えております。

 
各サービスの概要と申し込みフォーマットは下記リンク先をご参照ください。なお。IPアクションスコアリング®に関しては、そのリンク先に掲載されている無料のIPアクションスコアリング®(知財部門の簡易評価)にて自己採点の上、さらに詳しい具体的な評価結果をご希望のお客様は、アクシスまでお申し込み下さい。

保有知財を個々に評価して、知財の事業貢献度を数値化するサービス
(特許/実用新案/意匠/商標、いづれも可)

目的を持って出願された複数の知財の完成度を確認して、
不足箇所や冗長箇所を素早く見つけ出すサービス
(知財取得戦略の評価に有効)

知財活動を分析して会社への貢献度や他部門からの信頼度等を評価し、
改善すべき点や補強すべき点を洗い出すサービス
(知財部門の実力UPに有効)

〈知財機能支援サービス〉≪IP resource support to get big returns≫

会社にとって知財は、大切な経営資産であり、かつ、事業成長のための重要な武器です。
 
しかしながら、「うちには知財部がない」、「知財部は兼務者だけでやっているので、細かい所まで手が回らない」、「スタートアップ企業なので知財部を作る余裕がない」、「業績悪化のため知財部を縮小しなければ」等々、知財に関して多くのお悩みを抱えている会社も少なくありません。
 
このサービスは、こうしたお悩みを解消するためのサービスです。私達が、お客様の知財機能を肩代わりすることで、資産を増やしたり、事業の幅を拡げたり、あるいは、競合を打ち負かす技術戦略を展開したり、等、お客様の知財を無駄にすることなく、存分に活用して企業力や収益力を強化するお手伝いを致します。
 
私達のトレードマークである『スマート特許®、スマート実用新案®、スマート意匠®、スマート商標®、スマート知財コンサルティング®』は、知財に懸ける私たちの熱い想いを現しており、きめ細かな心配りで、お客様の知財を余すことなく賢く利活用して収益性強化を支援する、アクシスにしか出来ない、アクシスだから出来るサービスです。私達は、ご依頼事項をただ粛々と実行して返納するのではなく、賢い付加価値を付けることで成果を更に大きくして返納する「スマートなサービス」を常に心掛けております。
 
お客様の大切な知財を、どうぞお任せあれ!!

本サービスの特徴:

  • 企業知財部、研究開発部、事業部、営業部出身の弁理士、知的財産管理技能士等多彩なバックグラウンドをもつ専門家集団が、知財部員になったかのようなキメ細かいサービスを提供し、知財活動を全面的にご支援致します。(お客様の知財部)
  • 知財機能として必要な全ての業務(技術~管理~事務)に対応することができます。(ワンストップ支援サービス)
  • お客様のニーズに合わせ、必要な部分をピンポイントで支援するカフェテリアサポート、及び、全面的に支援するトータルサポートの両方をご用意しております。

 

■カフェテリアサポート

本サービスは、製品企画から製造、販売に至る事業の様々な局面で必要となる知財業務を細分化することで、お客様のあらゆるニーズにピンポイントでお応え出来るよう配慮されたサービスです。
 
お客様の如何なるご要求にも、アクシスが長年培った経験とノウハウを駆使して、高付加価値の成果をご提供致します。
 
カフェテリアサポートの詳細
 
 

トータルサポート

本サービスは、お客様の会社の知財部として、戦略から戦術、及び、事務に至る全ての業務を肩代わりする痒い所に手の届くサービスです。
 
お客様の事業全体を俯瞰して、ストロングポイントとウイークポイントを洗い出し、経営戦略に即した知財戦略を立案して実践することで、事業の円滑な成長を手助け致します。知財の専門家だからこそ出来る画期的なご提案も、私達の得意とする所です。
 
トータルサポートの詳細